大手だと安心?
小さい会社だとちょっと心配。。。。
私も最初はそう思っていましたが、有名ではない、地元密着の小さな会社や工務店のほうが、家を作るという仕事の品質から考えると良いのではないかと思い、全国的には無名ですが地元ではそこそこの施工件数があるハウスメーカーに決めました。
検査や保証は外部機関が行う
新築の住宅を提供する会社は10年間の瑕疵保証責任が義務付けられています。
住宅瑕疵担保責任保険といい、住宅瑕疵担保履行法という法律で定められています。
欠陥住宅が社会問題となり、住宅に欠陥が見つかった場合は修補などにかかる費用を請求することができます。
私がハウスメーカーを決めた条件
私は、全国的には全く有名ではない、地元密着型の小さなハウスメーカーに任せることを決めました。
決め手となった条件を紹介します。
値切らないメーカー
値切るメーカーとしてタ○ホームなんかが有名です。
住宅展示場でふらっと入ったら、その場で即決契約すると1割近く値切るとかが普通です。
5月が決算なので、その直前に契約すると最安値で契約できる可能性はありそうです。
値切り交渉は疲れるのであまりしたくない性分です。
ただでさえ注文住宅は決めなければいけないことが多いので、値切りをしないメーカーは大切な条件でした。
CMをしていない
CMがあると知名度があがると同時に安心感につながるようです。
公務員なんかには、CMで有名なセキス○ハイムが一番人気だそうです。
ただ、CMをしているということは余計な経費がかかっている証拠です。
高い買い物ですから、有名でなくてもいいので余計な費用はかかていないものを選びたいと考えました。
住宅展示場に出していない
CMと同様に住宅展示場に出すのも結構なお金がかかります。
住宅展示場で一○工務店の前を通った時、あからさまに社員ではないおばさんがお菓子を配っていました。
住宅会社の本質とはかけ離れているところに予算をかけているハウスメーカーは選択肢から外したい思いました。
自社工場からの距離が近い
大きい工場で大量生産すれば、一棟あたりの生産コストは抑えられますが、それを運ぶのも結構な費用がかかります。
出来れば市内、もしくは隣の市区くらいに自社工場を持っているメーカーであれば、スピード感もあり、納得が出来る条件であると思い至りました。
断熱などの機能面と価格のバランス
値段の高い家は断熱が良く、夏場冬場の電気代もそれほどかからないのだと思います。
しかし、過剰な性能は不要であるとの考え方もできます。
今は最高の性能でも、30年、40年後にはさらに安い費用で高性能な住宅を取得できる可能性は高いです。
安い家を10年から20年くらいで転々とするのが、コストパフォーマンスが高いのではないかと考えています。
坪単価の高い会社は営業マンの質が高い?
坪単価の安いローコストのメーカーで建てましたので、正直、営業の人の質は低いと感じました。
例を挙げると、
- 正しくない日本語
- 漏れやミスがある
- 段取りが悪い
などです。
坪単価の高いメーカーで、それなりの給与をもらっている営業マンであれば、これらは改善されるでしょうが、住宅取得に関わる費用が高くなるほどの重大な要素だとは思えませんでした。
会社によっては若いうちは単価の低い家を中心に売り、徐々に単価の高い家に移っていくという教育体制もありそうです。
お金を持っている人は、そういった面までまわす費用が十二分にあるのでしょうね。
住宅会社が勧める火災保険はひどかった
家の完成が近づいてくると火災保険の案内がありました。
火災保険の必要性自体はあまり感じていないのですが、ローンの条件で火災保険は必須だったため加入しました。
住宅会社から提案された保険内容は、「保険料金を最大にしました」というような高額なものでした。
相手も仕事ですから仕方ないとも思うのですが、「太陽光設備があるから補償は必須」という文句で勧められましたが、よくよく調べてみると太陽光のメーカー補償もついており、二重になってしまいます。
いくら仕事とはいえ、これはひどいのではないのかと。
たぶん、悪質さに気づいていないこともうんざりしてしまいます。会社の人はみんなやってるでしょうからね。
保険代理店としての報酬はどれくらいもらっているのか気になります。
もう引き渡しの日も決まり、面倒事は避けたいので、自分で火災保険を申し込みましたが、ハウスメーカーの口コミの悪さはこういうところからきているのでしょうね。
ちなみに火災保険の料金は10分の1以下になりました。