NISAで分配金をもらうETF郎の配当生活までの記録ブログ

2022年に700万、理想目標として1000万(年配当50万)を目指して運用していきます。NISAの非課税枠でETF(上場投資信託)を積み立てて資産を形成し、配当金によるセミリタイア生活を目指します。

セミリタイアと早期退職・アーリーリタイアの違いとは|完全リタイアよりもセミリタイアは現実的

セミリタイアとは

セミリタイアとは、退職した後も何らかの収入を得る活動を行う前提です。 同じように聞こえる、早期退職・アーリーリタイアとは意味が違います。

もともとは大橋巨泉が使用した言葉のようですね。

「セミリタイア」は巨泉が出演中の『ギミア・ぶれいく』以外の全番組を降板する際の記者会見で使った表現で、完全に芸能界・放送界と縁を切る「リタイア」ではないことを強調したものである。
その後「セミリタイア」は、早くから蓄財しておき仕事が好調の内に辞め、悠々自適に過ごしながら余裕のある時に仕事もする、という意味合いの言葉として定着している

大橋巨泉 - Wikipediaより引用

早期退職・アーリーリタイアとは

早期退職とは、定年を迎える前に会社を退職することです。
退職金の上乗せである早期優遇退職やリストラも含めて呼ばれています。

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セミリタイア、早期退職・アーリーリタイアの違い

セミリタイアも定年を迎える前に退職しますので、早期退職・アーリーリタイアの一部・一種です。
早期退職した後、仕事をしなければ「完全リタイア」、仕事をすれば「セミリタイア」と分けられます。

どうせ早期退職するのであれば、仕事のことを忘れて悠悠自適に過ごしたいものですね。

完全リタイアはハードルが高い。セミリタイアも検討を

とはいっても、早期退職した後仕事を全く行わない「完全リタイア」は条件のハードルが高いです。
退職した後は収入が無くなり、支出が収入を超えますので資産は減る一方となります。

投資による資産運用での収入が支出を超えた場合は完全リタイアが可能ですが、収入がそこまで増える前段階でセミリタイアを検討したほうが良いでしょう。

リタイア後の安定をとるのも良いですが、少し仕事をするセミリタイアを選択し、リタイア後の期間を少しでも長くとったほうが人生は豊かになりそうです。

セミリタイアに必要な貯金額

私は既婚で子供1人ですが、2000万円程度の資産があればセミリタイア可能だと考えています。
子供がいない場合や独身の場合は1500万円程度で十分可能でしょう。

資産が生み出す配当を得ながら、生活費に足りない分は労働収入で補うことでセミリタイアのハードルは下がります。
労働収入も、在宅で得ることが出来れば勤務地に縛られることはなくなります。

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資産形成と同じくらい大切なことが支出を抑えること

米国では、推定年間生活費の25倍がリタイアラインとされています。
理論上では資産を減らすことなく生活できる基準が4%ルールです。

さらに、インフレ率の低い日本では5%ルール・20倍でのリタイアは十分可能です。

資産を増やすことも大切ですが、資産を減らさない、支出を抑えるといったことがアーリーリタイアには必要ですね。

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完全リタイアが理想だが、現実的にセミリタイアも考えましょう

働きたくないから退職したのですから、退職した後仕事をするのは嫌なものです。
しかし、完全リタイアできるまで資産形成を行っていてはリタイアがどんどん先延ばしになってしまいます。

老いたあとの時間よりも、若いうちの時間のほうが何倍も貴重です。

セミリタイアした後、どうやって収入を得ていくか考えておくことがアーリーリタイアの近道になりそうです。