NISAで分配金をもらうETF郎の配当生活までの記録

2022年に700万、理想目標として1000万(年配当50万)を目指して運用していきます。NISAの非課税枠でETF(上場投資信託)を積み立てて資産を形成します。

【SPLB・VCLT・BLV】安定的な先進国債券ETFで利回り4.5%?投資において債券の知識は必須です

米連邦準備制度理事会(FRB)は7月30~31日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、アメリカの政策金利である「FF金利」の誘導目標を、「年2.25~2.50%」から「年2.00~2.25%」に引き下げた。FRBの利下げは10年半ぶりとなる。
FRB「10年半ぶりの利下げ」後も続く市場からの催促。円高傾向は止まらない | BUSINESS INSIDER JAPANより引用

2019年7月末に米国政策金利が引き下げられましたが、さらなる利下げの流れとなるでしょうか。
利下げされると債券の価格は上がります。

今回は、そんな債券の中でも利回りの高い長期債券ETFをご紹介します。

米国30年金利と長期債券の比較

  • オレンジ:SPLB
  • 薄い青:VCLT
  • 紫:BLV

です。

1か月チャート

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米国30年金利と3銘柄の1か月チャート

  • 緑:米国30年金利

7月末から8月初旬にかけ、政策金利の引き下げに伴い30年金利が下落長期債券が上昇しています。

※S&P500と債券価格の1か月チャート

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S&P500と債券価格の1か月チャート

  • 青:S&P500

ちなみに、S&P500と債券価格の相関を1か月チャートでみると概ね逆の値動きをしていることが分かります。
一般的に株価と債券価格は逆の値動きをするといわれています。

10年チャート

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米国30年金利と3銘柄の10年チャート

10年チャートでみると、長期金利は右肩下がりで長期債券は右肩上がりなことがわかります。

SPLB・VCLT・BLVの概要

名称 SPDR® ポートフォリオ米国長期社債 ETF バンガード®・米国長期社債ETF バンガード®・米国長期債券ETF
コード SPLB VCLT BLV
連動指数 ブルームバーグ・バークレイズ米国社債長期指数 ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(10年超)インデックス ブルームバーグ・バークレイズ米国政府/クレジット浮動調整(10年超)インデックス
総経費率 0.07% 0.07% 0.07%
決算回数 12回 12回 12回
分配金利回り 4.44% 3.82% 3.12%

経費率

経費率は総じて0.07%です。
VOOなどの0.03%には及びませんが、最低水準の経費率です。

分配金利回り

分配金(配当)利回りで比較すると、【SPLB】SPDR® ポートフォリオ米国長期社債 ETFが4.44%でトップです。
債券ETFの中でも先進国で4.5%近い利回りは魅力ではないでしょうか。

さらに高い利回りなら、ハイイールド債券や新興国債券もあります。

www.nisa-etf.work

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決算回数(分配回数)

3銘柄とも決算は12回で毎月分配があります。
米国のETFは毎月分配型が主流で魅力ですね。

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残存期間と構成比率

BLVのみ、米国政府を取り入れておりますが、その他はあまり差はありません。
3銘柄とも、投資適格とされるBaa以上の債券で構成されています。

残存期間について詳しくはこちら

www.nisa-etf.work

BLV

残存期間構成比率

残存期間構成比率
1年未満 -0.1%
1~3年 0.1%
3~5年 0.0%
5~10年 1.0%
10~20年 22.3%
20~30年 73.8%
30年超 2.9%

格付別構成比率

格付別構成比率
米国政府 42.1%
Aaa 2.1%
Aa 6.1%
A 20.4%
Baa 29.3%
Baa未満 0.0%

VCLT

残存期間構成比率

残存期間構成比率
1年未満 0.0%
1~3年 0.0%
3~5年 0.0%
5~10年 1.0%
10~20年 31.6%
20~30年 63.0%
30年超 4.4%

格付別構成比率

格付別構成比率
米国政府 -0.9%
Aaa 3.4%
Aa 7.4%
A 36.6%
Baa 53.5%
Baa未満 0.0%

SPLB

残存期間構成比率

残存期間構成比率
1年未満 -0.05%
1~7年 0.00%
7~10年 0.72%
10~15年 7.75%
15~20年 23.07%
20~30年 63.10%
30年超 5.41%

格付別構成比率

格付別構成比率
Aaa 3.04%
Aa 6.13%
A 37.75%
Baa 53.09%
Baa未満 0.00%

チャートでの比較でも、あまり差はない

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3銘柄比較

VCLTの値幅が少し大きいですが、同じような動きをしています。

BNDとの比較

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3銘柄とBNDの10年チャート

出来高トップでもっとも一般的である債券ETFのBNDとの比較をしてみても、BNDのほうがもちろん安定的ですが、そこまでの差は見受けられませんでした。

BNDは出来高も多く、安心感がありますが少しでもパフォーマンスを高めたいと思うのであれば今回紹介した3銘柄等も検討していきたいですね。

債券は株・長期金利と逆の値動きをし、安定的で4.5%の利回り

債券の値動きは株価と比べたら安定的です。
中には、今回紹介したSPLBのように毎月分配型で4.5%の利回りがある銘柄もあります。

株と債券の比率は長年議論されていますが、どちらにせよ景気後退局面に向けて債券の知識は持っておきたいですね。