NISAで分配金をもらうETF郎の配当生活までの記録ブログ

2022年に700万、理想目標として1000万(年配当50万)を目指して運用していきます。NISAの非課税枠でETF(上場投資信託)を積み立てて資産を形成し、配当金によるセミリタイア生活を目指します。

【1677】上場インデックスファンド海外債券ETFは利回り3%で超安定的

上場インデックスファンド海外債券ETF(1677)は安定的な先進国債券への投資が出来る商品で3%弱の利回りを誇り、国内ETFでは唯一の毎月分配型ETFです。

魅力も大きいですが、現状私はポートフォリオに組み入れていません。

ここでは、安定的な上場インデックスファンド海外債券(1677)について考察します。

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【1677】上場インデックスファンド海外債券ETFとは

上場インデックスファンド海外債券ETFとは、アメリカやユーロ圏を中心とする先進国の国債市場への投資を目的としたETF(上場投資信託)です。

シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)を連動指数としており、日本を除いた先進国への国債に投資が可能です。
一部、新興国も入っていますが、先進国が中心なので先進国債券として扱われる場合が多いです。

【1566】新興国債券ETFと合わせて全世界への債券投資も可能

【1566】上場インデックスファンド新興国債券ETFと合わせて全世界の債券市場に投資することが可能です。 www.nisa-etf.work

分配金利回りは2.9%で経費率は0.25%

上場インデックスファンド海外債券ETFは分配金利回り2.9%で経費率は0.25%と、他の債券ETFと比べても悪くない利回りです。
新興国債券が6%、ハイイールド債券が5%前後、投資適格社債が3%なので、安定的な先進国債券で3%の利回りは魅力です。

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毎月の分配金額推移

上場インデックスファンド海外債券ETF(1677)は毎月安定的に120円程度の分配金を得ることが出来ます。

年月 分配金
2019年6月 118円
2019年5月 119円
2019年4月 119円
2019年3月 119円
2019年2月 118円
2019年1月 118円
2018年12月 119円
2018年11月 119円
2018年10月 119円
2018年9月 118円
2018年8月 126円
2018年7月 126円

毎年の分配金額推移

上場インデックスファンド海外債券ETF(1677)は毎年安定的に分配金を得ることが出来ます。
リーマンショック後の2012年以降は、1600円前後の分配金で推移しています。

年間分配金
2018 1528円
2017 1628円
2016 1665円
2015 1676円
2014 1635円
2013 1644円
2012 1680円
2011 2297円
2010 2239円

1677のメリット

毎月分配がある

毎月分配があることが最大の特徴です。
現在国内で上場しているETFの中で毎月分配型はこの商品のみです。

1株当たり、毎月120円前後の分配があります。

個人での債券投資の選択肢として

個人での債券投資は少額から行うことが難しく、このようなETFは貴重です。
特に、国内ETFは個人でも購入しやすいのが利点ですね。

株価は超安定

株価はもっとも安全な先進国債券というだけあり、超安定的です。

株価はここ最近は5万円前後で安定的に推移しています。
リーマンショック時も大きな値動きはありませんでした。

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1677のデメリット

最低投資金額が高い

このETFの最大のデメリットが最低投資金額が50万円近くすることです。
分配金を再投資することも難しく、最低投資金額の高さからパフォーマンスも上がりづらいです。

出来高が少ない

最低投資金額が高い故に、出来高も少ないため、流動性リスクも高いです。

投資信託のほうが経費も少なく少額投資できる

債券投資自体は一般的ですので、債券を取り扱う投資信託(インデックスファンド)も多くあります。

そのような商品が、信託報酬が0.2%を切る中で数千円から数万円で投資できることを考えると、このETFに投資する積極的な理由は考えづらくなります。

毎月分配は魅力だがインカムゲインを重視しなければ投資信託で良い

毎月分配型のETFは魅力的です。
しかし、他の投資信託(インデックスファンド)と比べるとメリットは薄いです。

配当生活が見えてきて、無配当型の投資信託(インデックスファンド)からインカムゲイン狙いで本ETFを選ぶことはありえそうでしょうか。
本ETFに投資する場合は4桁万円を超える投資額は必要となりそうです。