NISAで分配金をもらうETF郎の配当生活までの記録ブログ

2022年に700万、理想目標として1000万(年配当50万)を目指して運用していきます。NISAの非課税枠でETF(上場投資信託)を積み立てて資産を形成し、配当金によるセミリタイア生活を目指します。

【1496】分配金利回り3%弱で安定的なiシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(H有)

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【1496】iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(H有)とは

iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(H有)は、ドル建てで投資適格社債へ分差投資できる国内ETFです。
先進国国債を上回る利回りと、リスクとリターンのバランスが魅力的な商品です。

投資適格社債とは

投資適格社債とは、格付け会社が信用力が高いと判定した企業が発行した社債のことです。
格付け会社がリスクが低いと評価した社債ですので、安定的な値動きと配当が見込まれます。

逆に信用力が低い社債はハイイールド社債となり、【1497】iシェアーズ 米ドル建ハイイールド社債ETF(H有)で投資をすることが可能です。 こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。

www.nisa-etf.work

為替ヘッジなしで米国ETFであるLQDに投資するという手段もあります。
金利差が拡大し、為替ヘッジのコストが高まっていますので、より低コストで投資をすることが出来ます。

為替ヘッジとは

為替ヘッジとは、為替の変動による円の価値の変化を回避することです。
このETFの場合、ドル建てとなりますので、円の価値が高いときにドルを買い、円の価値が低いときに円を買えば利益となりますが、逆の場合は損失が出ます。
安定的な投資を望む場合、為替ヘッジ有の商品を選ぶとリスクを回避できますが、為替ヘッジにはコストがかかりますので注意が必要です。

為替ヘッジコストとは

このETFでは、低金利通貨である日本円を売って、高金利通貨である米ドルを買っているので、金利差が生じてしまいます。
この場合に生じる金利差がコストとなります。
日本円は低金利通貨ですので、別通貨建ての商品を利用する場合は慎重に考えたいですね。

利回りは3%弱でローリスク・ローリターン

2019年4月期の分配金は20円

iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(H有)は4回決算日が設けられています。
2019年4月23日の価格は2368円です。

2019年4月:20円
2019年1月:19円
2018年10月:19円
2018年7月:17円
計:75円

価格2368円に対する年間のリターンを75円として計算すると3.2%の配当利回りとなります。
1497ハイイールド社債の5.1%の利回りと比較すると低く感じますが、リスクとリターンのバランスのとれた商品ともいえるでしょう。

安定をとるか、高利回りをとるか

さて、今回は投資適格社債ETFを紹介いたしましたが、私は投資対象として見ていません。
まだ運用資産が120万と少ないため、安定をとるのではなく、リスキーであっても高利回り商品を選択します。
120万が100万に目減りしても、損失は20万で痛くもかゆくもありませんが、1200万が1000万に目減りすると200万の損失、半年分の生活費が失われる計算となります。
そうなると、資産を減らさない努力も必要となるわけですね。
私も今後、4桁万円の運用となれば、安定的な商品も選択していこうかなと考えています。

夏のボーナスでNISA枠を使い切ります

私の2019年のNISA枠は残り35万程度です。
夏のボーナスが入り次第、運用資金を投入して枠を使い切ろうと考えています。
残り数か月もありますが、数か月の運用期間を考えると年初に投資してしまったほうが有利なはずです。
どうせ冬のボーナスまで運用資金を増やせませんし、2020年の枠が1月には付与されますので、いまから夏のボーナスの投資先を考えていきたいです。